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014("佐藤啓"様 先生から頂いたお手紙)

4月17日に、横浜の佐藤啓様からコピーの同封された封書を頂戴いたしました。ありがとうございます。内容は以下にご紹介する通りです。


"佐藤啓"様 2012年4月15日
先生から頂いたお手紙


私は昭和41年に駿台で桑原岩雄先生の授業を受けた者です。何気なく駿台、中山寮などをネットで検索しておりましたら、桑原先生のコーナーに辿り着きました。

今、私の手元には以前に先生から頂いたお手紙があります。消印からすると平成元年5月です。そのときの経緯については正直なところあまりよく覚えていないのですが、そのころ私は既に社会に出て10数年になります。多分、何かのきっかけがあり、先生に私から手紙を差し上げたように思います。もちろん、先生のご自宅は存じ上げないので、駿台の教務課を経由したものと思います。
具体的にどういうことをご連絡したかすら今は思い出せないのですが、先生の授業、お人柄が多くの受験生に受験技術を超えた感銘を与え、鮮烈な記憶に残したことは他の投稿者の方々の述べられるとおりであり、私もその一人でした。講義をお聞きしていたころは一度も直接お話したことはありませんでしたが、先生の真摯な姿勢、語り口は私が生きて行くうえでずっと影響していたように思います。相当数の東大の新入生が尊敬する人として先生のお名前を挙げていたということを本コーナーで知りましたが、それはあり得ることと思います。

この度、御子息様を通じて多くの方の桑原先生への思いを知り、また共有することができ、うれしいかぎりです。

   平成24年4月15日 佐 藤  啓









7月22日には、メールを頂戴いたしました。ありがとうございます。内容は以下にご紹介する通りです。

"佐藤啓"様 2012年7月22日
クラス会ありました


From:"佐藤啓"
Date: Sun, 22 Jul 2012 13:52:57
Subject: クラス会ありました
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桑原霧様


佐藤啓です。

先日、大学42年入学時のクラス会がありました。

今はどうかわかりませんが、私が東大に入学したその当時は半分が浪人、そのうちの相当割合が駿台経由でした。

そこで、近況報告時に、駿台のこと、当時の英語の鈴木長十先生、数学の中田・根岸両先生のこと、それからもちろん心酔していた古文の桑原岩雄先生のことに言及、そして最近、ご子息桑原霧様のサイトを知った経緯等を話しました。

たまたま隣に座ったA君は私と同様、地方の高校出身で、駿台中山寮に一緒にいたということがそのときわかりました。


入学試験の当日、桑原先生が正門付近に来られて受験生を見守っておられた光景を私 は今も覚えております。

今考えると、そのとき私の方から先生にお声をかけられる積極性があれば良かったと 少し悔やまれますが、当時の私の性格では先生の励ましを少し離れて有り難く受け止 めることで精一杯だったのではないかと思います。

それではまた。


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(2012年5月1日掲載、7月24日メール文追加、2018年10月2日更新)