父桑原岩雄の著作の今後について(デジタル化=電子書籍化を開始いたしました)
■2023年7月現在、中古書籍市場に出回っているのは、『古典文法入門―歴史が語ることばの姿』(これのみ共著で、ほかは桑原岩雄著です)、『古典文法入門演習<改訂版>』、『新・古文入門―探究・読解の着眼点 』と、『新・古文要説T歴史物語篇』、『新・古文要説U日記文学篇』、『新・古文要説V源氏物語篇』の6冊です。(この6冊については、このページを通しての頒布は、すでに終了しております)
■いろいろ悩みましたが、当管理人の生きているうちに、デジタル化(電子書籍化)しておきたいと考え、関係者各位のご許可をいただき、電子書籍化を開始いたしました。
電子書籍版『桑原岩雄著作復刻選』として予定しているのは、
1.『古典文法入門』(桑原岩雄・中島繁夫・関谷浩 共著)
2.『古典文法入門演習(改訂版)』(桑原岩雄著)
3.『新・古文入門』(桑原岩雄著)
4.『新・古文要説 I歴史物語篇』(桑原岩雄著)
5.『新・古文要説 II日記文学篇』(桑原岩雄著)
6.『新・古文要説 III源氏物語篇』(桑原岩雄著)
7.『源氏物語小論(『駿台フォーラム』掲載二題)』(桑原岩雄著)
の7冊です。
第1巻『古典文法入門』(桑原岩雄・中島繁夫・関谷浩 共著)が、2023年8月23日、アマゾンkindleから発売予定です。
どうぞご覧になってくださいませ。
■なお、父の著作物については、可能な限り国立国会図書館に寄贈し、閲覧できるようにしてあります。国立国会図書館は、基本的に寄贈書を永久保管し、古いものから順にデジタル化していく方針、ということです。
■論文の抜き刷り(2篇)の頒布は、続けております。
『駿台フォーラム』に掲載された『源氏物語』に関する論文の抜き刷り(2篇)がそれぞれ10部ずつほどあります。
『ささやかな一つの仮説―夕顔の発生に沿うて―』(昭和57年『駿台フォーラム』創刊号掲載)と『葵・賢木の周辺』(昭和59年『駿台フォーラム』第3号掲載)です。2篇セットで500円(送料込)でお頒けいたします。メールにてお申し込み下さいませ。
■父桑原岩雄の旧蔵書について(譲渡完了のご報告)
父の旧居宅を処分するにあたり、処分できずに残っていた、父の旧蔵書(全体の三分の一)についても、ご心配をいただきました。比較的若い教え子のI氏に8割方を引き取ってもらえました。ありがとうございました。
(2011年9月28日掲載、2023年8月22日更新)